2023年12月22日
一般社団法人日本DPO協会
「米国データセキュリティ法の課題と日本への示唆」
謹啓 仲秋の候、皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
本セミナーでは、米国におけるデータ侵害による被害の動向と、そうした被害に対処するために導入されているデータセキュリティ法について解説します。
日本でも米国でも、情報セキュリティに関する危険や被害は、ますます深刻なものになっています。特に、ICTビジネスでは最先端の発展を遂げている米国では、経済的な損害を及ぼすような情報漏洩の被害が発生している点が特徴的です。データ侵害に対する法制度による検討はされていますが、法律が現実の懸念に対処できていないということも指摘されています。こうした問題について、米国の著名なプライバシー研究者であるダニエル・ソロブ教授とウッドロウ・ハーツォグ教授が『Breached!』 という書籍を2022年3月に発表しており、その日本語訳(『データセキュリティ法の迷走――情報漏洩はなぜなくならないのか?』勁草書房)が2023年11月に出版されました。本書は、「データセキュリティ法が的外れだから、データ侵害が減らないのだ」として、明快に制度の問題点を指摘し具体的な改善策を提言しています。
本セミナーでは、当協会顧問で、本書の監訳をされた小向太郎先生に、米国データセキュリティ法の最新動向と課題を踏まえて、日本でどのような示唆が得られるのかをご解説頂きます。
本セミナーは、当協会へのご入会如何にかかわらず、どなたでも自由にご参加いただけますので、お気軽にお申込みください。
今後とも、何卒、皆様方からのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
【第24回オンラインセミナーの概要】
開催日時 | 2024年3月21日(木) 15:00~16:00 (アクセス受付開始 14:50) |
場所 | オンライン実況へのアクセス |
プログラム |
代表理事 堀部 政男 挨拶「米国の議論注視の必要性」:(5分)
講演「米国データセキュリティ法の課題の日本への示唆」:(40分) 講師:当協会 理事 中央大学 国際情報学部 (中央大学大学院大学院国際情報研究科委員長)
質疑応答:(15分) |
対象 | 会員の方、当協会へのご加入を検討されている方、当協会に関心をお持ちの方など |
定員 | 500名程度 |
参加費 | 無料 |
【お申込み】
・お申込み締切:3/15(金)17:00
・下記サイトよりお申込みをお願い致します。
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=5812476493957433&EventCode=P946764815
【お問合せ】
一般社団法人日本DPO協会
東京都千代田区飯田橋1-8-9 ニューシティハイツ飯田橋 707
協会事務局 メールアドレス: secretariat@dpo.or.jp
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