2025年6月13日
一般社団法人日本DPO協会
「AI製品の開発・提供とEUの著作権に関する規制」
謹啓 初夏の候、皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
大手の報道機関は、2024年に続き、2025年も「『XX』というAIが著作権を侵害しているのではないか」というニュースを報道しました。
少なくない日本企業がAIの開発にチャレンジしているところ、開発チームは、開発したAIが著作得侵害の訴えの対象とならないように(上記のような報道の対象とならないように)、各国の著作権に注意していると思います。
EUは、2019年6月にDSM著作権指令を成立させ、2024年8月にAI規則を発効させました。AIを開発するにあたり、EUの著作権に関するリスクをチェックするためには、少なくともこれらの法令を検討する必要があります。AIに関する法律実務では、著作権に関するリスクの検討は、GDPRのような個人情報に関する法令に関するリスクの検討と隣り合わせのものとして行われています。
本講演では、渥美坂井法律事務所の松岡史朗弁護士が、AI規則及びDSM著作権指令の概要を説明するとともに、AIを開発する日本企業が実務的にはどのような点に注意すればよいのかということについて解説します。
本セミナーは、当協会へのご入会如何にかかわらず、どなたでも自由にご参加いただけますので、お気軽にお申込みください。
今後とも、何卒、皆様方からのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
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